そして、二日目。いよいよ広島菓子博。
まず、人の多さに愕然。僕は、前回の姫路の菓子博の時は行ってませんので(当時、種新には勤めてませんでしたので笑)、こんなに多いものかと、驚いたのが正直な感想です。

まず、全国の和菓子職人による工芸品が展示してある、お菓子テーマ館へ。

全国の和菓子職人の工芸品、一つ一つが素晴らしかったです。
写真撮影が館内禁止でしたので、撮影はできませんでした。
次に、当社が出展している全国お菓子めぐり館へ行き、滋賀県のコーナーへ。
とりあえず滋賀県コーナーの写真をアップ



そして、当社も出展致しました。

また、いろいろ散策をしていますと、ふと目に入ってきた食べ物がありました。
それがこちら

そして、こちらがそのお店で販売していた「世界遺産スペシャル」

まず一番に目に飛び込んでくる広島原爆ドームの最中種。
原爆ドームの最中種は、初めて見ました。
地産地消と言いますか、その地方地域にあった最中種があるんだなと、まず一つ見た目から勉強させて頂きました。
そして食べていくと、まずしつこくない三種のジェラート。
さっぱり・あっさり。そしてさらに食べ進めると
なんと!!!
コーンフレーク上に粉砕された最中種
写真はこちら

これは衝撃でした。
本来のアンコを挟む、器としての概念ではなく、フレークのような形で使う。
食べ進めると、ジェラートの水分で若干餅のような食感になっており、非常に美味しかったです。
また最後に最中種を食べることにより、後味もすっきり。アイスのしつこい後味もなくなっていました。
これは、大変勉強になりました。
この菓子博を通し、感じた事は、まず菓子・和菓子に対しての人々の関心は、しっかりあるのだと、目に見えて実感致しました。伝統的なものが、縮小傾向にあると言われる昨今ですが、和菓子というカテゴリーは拡大していっていると実感致しました。
そして、和菓子業界が、今の時代のニーズ、古くからある伝統を大切にしつつ、新しい物作りをしていこうという姿勢が、菓子博全体から感じました。
僕自身も、1人の和菓子に関わる人間として、新しい物や、伝統工芸の物、より良い物作りをする意識を常日頃から持つべきだと、改めて再認識致しました。
菓子博に関わった全ての皆様、ありがとうございました。
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- 2013/05/13(月) 15:56:07|
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